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ヘテロ二官能性蛋白質架橋剤であるSulfo‐SMCCは,11.6Angstromスペーサーアームと共にスルフヒドリル及びアミン反応性を有する。この汎用性の高い化合物は、生化学的および生理学的研究に広く応用されている。水溶性のチオール反応性化合物として,Sulfo‐SMCCは複数の用途にわたってその有効性を示した。タンパク質精製時に固体支持体へのタンパク質の共有結合を可能にする。タンパク質-タンパク質相互作用の同定および定量を容易にする。さらに,DNAと蛋白質間の結合を調べることにより,蛋白質‐DNA相互作用の研究に寄与する。細胞ベースのアッセイにおいて、Sulfo-SMCCは細胞接着および細胞表面受容体の結合の探索を助ける。さらに,リポソーム,ナノ粒子,および他のナノ材料の合成において重要な役割を果たす。タンパク質や他の分子上のチオール基へのSulfo-SMCCの共有結合は、求核置換機構を介して起こる。具体的には、Sulfo-SMCC分子の求電子性炭素がタンパク質のスルフヒドリル基と反応し、安定な共有結合を形成する。要約すると,Sulfo‐SMCCは11.6Angstromスペーサーアームを特徴とするスルフヒドリルおよびアミン反応性のヘテロ二官能性蛋白質架橋剤として機能する。その水溶性とチオール反応性は,蛋白質関連研究において非常に貴重である。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Sulfo-SMCC, 10 mg | sc-212979 | 10 mg | $115.00 | |||
Sulfo-SMCC, 100 mg | sc-212979A | 100 mg | $415.00 | |||
Sulfo-SMCC, 1 g | sc-212979B | 1 g | $1845.00 |