TATA-box結合タンパク質(TBP)とTBP関連因子(TAF)との相互作用は、RNAポリメラーゼの転写に必要である。TBP-TAF複合体の一つであるsnRNA-activating protein complex (SNAPC)は、非TATA-box近位配列要素(PSE)に特異的に結合することによって、RNAポリメラーゼIIとIIIの両方の基礎転写を制御するという点で珍しい。SNAPCは大きさの異なる5つのサブユニットからなる。SNAPCはそれぞれsnRNAとRNAポリメラーゼの活性化因子であるOct-1とTBPに結合する。Oct-1のPOUドメインはSNAPC 190に結合し、SNAPCをPSEに効果的にリクルートする。SNAPCとOct-1のそれぞれの配列要素への協同的結合は、2つの配列要素の間に位置するヌクレオソームによって仲介される。SNAPC 19はサブユニットの集合を仲介し、機能的なSNAPC転写制御因子を形成する。SNAPC 50(PTFbとも呼ばれる)は2つのジンクフィンガーモチーフを持ち、SNAPC 43(PTFgとも呼ばれる)には結合するが、SNAPC 45(PTFd)には結合しない。
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注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SNAPC 190 抗体 (SNAAD17A) | sc-81379 | 100 µg/ml | $333.00 |