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U1、U2、U5、U4/U6は真核生物のスプライソソームを構成する小核リボ核タンパク質(snRNP)である。それぞれのUsnRNPは、共通のSmタンパク質B/B′、D1、D2、D3、E、F、Gを含んでいる。Smタンパク質はD1-D2、B/B′-D3、E-F-Gとして対になり、細胞質でRNAを含まないヘテロオリゴマーを形成する。Smタンパク質は、UsnRNA上の保存されたSm部位に結合し、安定なsnRNPコア複合体を形成することにより、UsnRNPの細胞質構築を助ける。Sm F(small nuclear ribonucleoprotein polypeptide Fの略でSNRPFとも呼ばれる)とSm G(SNRPGとも呼ばれる)はどちらもHeLa細胞で0.5kbの転写産物として発現している。ヒトのSm FとSm Gをコードする遺伝子は、それぞれ第12染色体と第2染色体にマッピングされている。Smタンパク質は、しばしば全身性エリテマトーデス(SLE)患者で産生される自己抗体の標的となる。これらの自己抗体の1つは、ネイティブなSm E-F-G複合体と特異的に反応する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Sm G 抗体 (K-15) | sc-101150 | 100 µg/ml | $333.00 |