クイックリンク
関連項目
複製依存性のヒストンmRNAにはポリアデニル化された末端がなく、代わりに保存されたステムループで終わっている。ステムループ結合タンパク質(SLBP)はヒストンmRNAの3'末端に結合し、73アミノ酸のRNA結合ドメインを持つ。SLBPはヒストンプレmRNAとU7 SnRNPとの相互作用を仲介し、3'末端のプロセシングを促進する。SLBPはステムループmRNAの翻訳に必要である。SLBPは細胞質だけでなく核内でもU7 SnRNPと安定した複合体を形成している。hZFP100はジンクフィンガータンパク質で、SLBP/RNA複合体と相互作用するが、遊離のSLBPとは相互作用しない。細胞周期中、SLBPはG1後期で増加し、S/G2境界で減少する。SLBPの制御は翻訳レベルで起こる。特に、スレオニン99とスレオニン104上の2つのリン酸化イベントが、S期後期細胞におけるSLBPの分解の引き金となる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SLBP 抗体 (XX-3) | sc-101140 | 100 µg/ml | $333.00 |