SF3bはU2 snRNP関連タンパク質複合体で、スプライソソームの構築に必須である。SF3bはスプライソソームタンパク質SAP 49、SAP 130、SAP 145、SAP 155を含む。SAP130、SAP145、およびSAP155はHeLa核抽出物中でタンパク質複合体として存在し、互いに会合している。SAP 155とSAP 130はこの複合体の中で(直接的または間接的に)互いに相互作用しているが、SAP 49とSAP 145は互いに直接相互作用することが知られている。予期せぬことに、SAP 49-SAP 145タンパク質間相互作用には、2つのRNA認識モチーフを含むSAP 49のアミノ末端が必要である。SAP 49とSAP 145がU2 snRNPとプレmRNAの両方と直接相互作用するという観察結果は、このタンパク質複合体がU2 snRNPを分岐部位に繋ぎ止める役割を果たしていることを示唆している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SAP 49 抗体 (D-11) | sc-514007 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SAP 49 (D-11): m-IgG3 BP-HRP Bundle | sc-550515 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 |