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関連項目
サケ貧血ウイルス(SAV)は、感染した魚に重度の貧血を引き起こすアトランティックサーモン(Salmo salar)のウイルス病、伝染性サケ貧血(ISA)を引き起こす。感染した魚はエラが青白くなり、水面近くを泳ぎ、空気を飲み込むことがある。肝臓と脾臓も腫れてうっ血し、その後これらの臓器は死に至る。循環系が機能しなくなり、血液が死血球で汚染されることもある。感染した魚にまだ残っている赤血球はしばしば簡単に破裂し、未熟で傷ついた血球の数が急速に増加する。SAVは直径約45~140 nmのエンベロープウイルスで、アトランティックサーモン頭部腎臓(SHK1)細胞株で培養できる。SAVはエンドサイトーシス経路で細胞に感染し、他の多くのエンベロープウイルスと同様、レセプター破壊酵素を含んでいる。ウイルスはインフルエンザウイルスに似ており、感染は感染した魚やその分泌物との接触によって起こる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Salmon Anemia Virus 抗体 (18D8) | sc-52218 | 100 µg/ml | $316.00 |