RBM14 抗体 (4E1) は、マウス、ラット、ヒト由来の RBM14 タンパク質をウェスタンブロッティング (WB)、免疫沈降 (IP)、酵素免疫測定法 (ELISA) で検出するマウスモノクローナル IgG2a κ軽鎖抗体です。RBM14 抗体 (4E1) は非結合型フォーマットでもご利用いただけます。RBM14(RNA-binding protein 14、SIP、CoAA、PSP2、SYTIP1、TMEM137とも呼ばれる)は、遺伝子発現の調節に関与する核内で重要な役割を果たす669アミノ酸タンパク質です。RBM14には、RNA結合およびRNAプロセシング機能に不可欠な2つのRNA認識モチーフ(RRM)ドメインが存在します。RBM14は全身で発現しており、特に心臓、脳、肝臓、腎臓、結腸、肺、骨格筋で高レベルで発現しています。また、2つの選択的スプライシングアイソフォームが存在し、それぞれ異なる細胞機能を発揮しています。最初のアイソフォームであるCoAAは、核受容体コアクチベーターとして働き、MSG1やPRIPなどのタンパク質と相互作用することで転写を促進します。一方、2番目のアイソフォームであるCoAMは転写抑制因子として機能し、CoAAのようなコアクチター活性を調節します。RBM14は、腎細胞癌を含むさまざまな癌の病態形成に関与している可能性があるため、転写を調節するRBM14の能力は重要です。これにより、正常な細胞プロセスと病態の両方におけるRBM14の重要性が浮き彫りになります。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
RBM14 抗体 (4E1) | sc-517183 | 100 µg/ml | $316.00 |