ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)は核内ホルモン受容体であり、フィブラータス、チアゾリジン系化合物、プロスタグランジン、脂肪酸など様々な化合物によって活性化される。PPARα、PPARβ(PPARδとも呼ばれる)、PPARγの3つのPPARサブタイプが報告されている。PPARは、ステロイド受容体のレチノイドX受容体(RXR)ファミリーのメンバーとヘテロ二量体を形成し、PPAR応答エレメント(PPRE)と呼ばれる特定のDNAモチーフに結合することにより、転写を促進する。PPARαは初代肝細胞に多く存在し、脂肪酸代謝に関与するタンパク質の発現を制御している。興味深いことに、オーファン核内ホルモン受容体LXRαと甲状腺受容体(TR)の両方が、PPARα/RXRαのPPREへの結合のアンタゴニストとして働くことが示されている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
PPARα 抗体 (467D1a) | sc-130640 | 100 µg/ml | $333.00 |