細胞周期の進行は、サイクリン依存性キナーゼ(Cdks)として知られるプロテインキナーゼファミリーによって制御されている。このファミリーの個々のメンバーが順次活性化され、その結果、重要な基質がリン酸化されることにより、細胞周期の秩序ある進行が促進される。サイクリンはCdksの発現調節因子として機能する。細胞周期の負の制御因子としては、p53誘導タンパク質p21 Waf1/Cip1(p21、WAF1またはCip1とも呼ばれる)、Kip1 p27およびp16 INK4Aがある。Cdk4とD型サイクリンによって形成される複合体は、G1期の細胞増殖制御に強く関与している。p16 INK4AはCdk4に結合し、Cdk4/サイクリンD複合体の触媒活性を阻害することが示されている。さらに、p16 INK4Aをコードする遺伝子は、確立されたヒト腫瘍細胞株において高い頻度でホモ接合性欠失と点突然変異を示す。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CDKN2A/p16 抗体 (F-9) | sc-55600 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
CDKN2A/p16INK4a (F-9): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-539024 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |