Nedd4ファミリー相互作用タンパク質-1(Ndfip1)は、N4WBP5とも呼ばれ、高度に保存されたタンパク質ファミリーのメンバーである。カルボキシ末端に3つの膜貫通ドメイン、アミノ末端に2つのPYモチーフを持つ。Ndfip1は221アミノ酸からなるゴルジ関連タンパク質で、ゴルジの構造と機能に関与していると考えられている。Ndfip1は、HECT型E3ユビキチンリガーゼと呼ばれる多くのNedd4ファミリーメンバーのWWドメインと結合する。Ndfip1は傷害部位周辺の生存神経細胞で強く発現している。このことは、ユビキチン化が生存戦略の可能性を示唆し、Ndfip1が神経保護タンパク質として働く可能性を示している。Ndfip1は、もう一つのE3ユビキチンリガーゼであるItchの機能にも影響を及ぼしている可能性がある。Ndfip1の発現とItchとの結合は、T細胞の活性化によって促進される可能性がある。Ndfip1を欠損したマウスは、Itchの不活化とJunBの蓄積を示し、重度の皮膚と肺の炎症を伴って早死にする。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ndfip1 抗体 (NiNterm20-5) | sc-53956 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Ndfip1 抗体 (NiNterm20-5) FITC | sc-53956 FITC | 200 µg/ml | ||||
Ndfip1 抗体 (NiNterm20-5) PE | sc-53956 PE | 200 µg/ml | $343.00 |