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関連項目
誘導性、分泌性の炎症性サイトカインであるa-ケモカインサブファミリーのメンバーも、最初の2つのシステイン残基が1つの残基(Cys-X-Cys)で隔てられている同様のモチーフを持ち、好中球に対して走化性を示す。a-ケモカインファミリーのメンバーである血小板塩基性タンパク質(PBP)は、血小板のa-顆粒に存在し、活性化されると放出される。PBPのアミノ末端がタンパク質分解によって切断されると、成熟PBP、結合組織活性化ペプチドIII(CTAP III、低親和性血小板因子IV(LA-PF4)とも呼ばれる)、b-トロンボグロブリン(b-TG)、好中球活性化ペプチド2(NAP-2)などのペプチドが生成される。PBPとそのN-切断誘導体は炎症と創傷治癒を媒介する。特に、NAP-2は炎症中の好中球の走化性と脱顆粒を活性化する。ヒトPBPをコードする遺伝子は染色体4q13.3にマップされている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
NAP-2 抗体 (5C7) | sc-57377 | 100 µg/ml | $316.00 |