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N‐アセチル‐D‐バリンは,種々の研究用途,特に有機化学と生化学の分野で利用される化合物である。バリンのD‐エナンチオマーのN‐アセチル化変異体として,この化合物はペプチド合成と蛋白質構造‐機能関係の研究に用いられる。研究者らは、ペプチドの安定性、立体配座および生物活性に及ぼすD-アミノ酸およびN-アセチル化の影響を理解するために、ペプチドへのN-アセチル-D-バリンの取り込みを調査している。この化合物はまた、酵素特異性およびN-アセチル化アミノ酸またはペプチドに作用する酵素の機構を探求するためにも用いられる。さらに, N‐アセチル‐D‐バリンはキラル化学研究において重要であり,そこでは非蛋白質生成アミノ酸としてのその特性が生物系および合成経路に対する立体化学の効果を調べるために用いられる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
N-Acetyl-D-valine, 1 g | sc-301271 | 1 g | $41.00 | |||
N-Acetyl-D-valine, 5 g | sc-301271A | 5 g | $102.00 |