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マイコプラズマは、細胞壁を持たない細菌に似た小型の微生物属である。マイコプラズマには多くの異なる種が存在し、いずれも攻撃的な侵入者である。マイコプラズマは細胞培養の無謀な取り扱いにより、研究室で偶然発見されることがある。細胞株からの検出や除去はやや困難で、これらの寄生虫は細胞壁合成を標的とする抗生物質にも免疫がある。ヒトでは数多くの種類のマイコプラズマが増殖しているが、最も一般的なもののひとつがマイコプラズマ・ホミニスである。マイコプラズマは16S rRNA遺伝子の塩基配列からホミニス型と肺炎型に分類される。ホミニスグループにはM. bovis、M. pulmonis、Mycoplasma hominis種が含まれる。生殖器の最も一般的な病原体の一つであるマイコプラズマ・ホミニスは、内臓に侵入して初めて病原性を発揮する。早産時の生殖組織における炎症性サイトカインの産生増加に関連して、M. hominisは筋骨格系感染症における性器外病原体としての能力も有している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Mycoplasma hominis p120 抗体 (6507) | sc-58172 | 100 µg/ml | $316.00 |