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MTSS1(転移抑制因子1)は、MIM、MIMA、MIMBとしても知られる755アミノ酸のタンパク質で、アクチン結合WH2(ウィスコット・アルドリッチ症候群タンパク質相同性-2)ドメインとIMDドメインを1つずつ持つ。精巣、胸腺、前立腺、脾臓、結腸、子宮、血液など様々な組織で発現しており、MTSS1はアクチンと結合し、この結合を介して細胞骨格の動態に影響を与えると考えられている。細胞骨格との結合を通じて、MTSS1は全身の様々な臓器部位における癌の進行と転移を制御する役割を果たし、正常レベルで発現している場合は癌抑制因子として機能する。MTSS1が過剰発現すると、異常なアクチン構造が形成され、腫瘍形成につながる可能性がある。MTSS1はalternative splicingにより3つのアイソフォームが存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
MTSS1 抗体 (SS-3) | sc-101204 | 50 µg/0.5 ml | $333.00 |