Date published: 2025-9-13

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Linoleoyl chloride (CAS 7459-33-8)

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別名:
Δ 9-12 Octadecadienoyl chloride
アプリケーション:
Linoleoyl chlorideは、抗菌剤の生産に使用されます
CAS 番号:
7459-33-8
純度:
≥95%
分子量:
298.89
分子式:
C18H31OCl
補足情報:
これは輸送上の危険物に分類され、追加の送料が発生する場合があります。
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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CAS番号7459-33-8の塩化リノレオイルは、植物油に多く含まれる一般的な多価不飽和脂肪酸であるリノール酸の反応性誘導体である。この化学物質の特徴は、リノール酸のカルボキシル基を塩化物に置き換えてアシルクロリドにしたことである。この修飾により反応性が著しく向上するため、塩化リノレオイルは有機合成、特にアシル化反応によるエステルやアミドの形成において重要な中間体となる。その反応性により、複雑な分子にリノール酸部分を導入することができ、脂質相互作用や、細胞膜やリポソームの構造ダイナミクスにおける不飽和脂肪酸鎖の役割の研究が容易になるためである。また、塩化リノレオイルには2つの二重結合が存在するため、脂質マトリックス中の不飽和結合の化学的挙動(酸化されやすさ、膜の物理的性質への影響など)に焦点を当てた研究でも注目されている。さらに、塩化リノレオイルは、脂質ベースの界面活性剤やポリマーの合成において重要な役割を果たしており、特異的かつ制御された反応に関与する能力によって、所望の特性や機能性を持つテーラーメイドの材料を設計することができる。


Linoleoyl chloride (CAS 7459-33-8) 参考文献

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  9. キウイフルーツ(Actinidia deliciosa)オイルの抗酸化作用, 抗緑内障作用, 抗コリン作用, 抗糖尿病作用:LC-HR/MS, GC/MSおよびGC-FIDを用いた代謝物プロファイル分析。  |  Ozden, EM., et al. 2023. Life (Basel). 13: PMID: 37763342
  10. リン脂質脂肪酸の酵素修飾による単離リンパ球形質膜の酵素活性の調節。  |  Szamel, M. and Resch, K. 1981. J Biol Chem. 256: 11618-23. PMID: 6117555

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製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

Linoleoyl chloride, 1 g

sc-215249
1 g
$214.00