LEPREL4(レプレカン様タンパク質4)は、SC65(シナプトネマ複合体タンパク質SC65)またはNOL55(核小体自己抗原No55)としても知られ、レプレカンファミリーに属する437アミノ酸のタンパク質である。LEPREL4は核小体の顆粒成分に特異的に存在し、有糸分裂期には染色体表面に見られる。LEPREL4は翻訳後チロシン234でリン酸化され、ヒト17番染色体にマップされる遺伝子によってコードされている。第17染色体はヒトゲノムの2.5%以上を占め、1,200以上の遺伝子をコードしている。17番染色体には2つの重要な癌抑制遺伝子、すなわちp53とBRCA1が関連している。癌抑制因子p53は、DNA修復と細胞死を通じて細胞の運命を調節することにより、細胞の遺伝的完全性を維持するのに必要である。p53の発現不全や欠損は、悪性細胞の増殖やLi-Fraumeni症候群と関連している。p53と同様に、BRCA1もDNA修復に直接関与しているが、特に早期発症乳癌や卵巣、結腸、前立腺、卵管癌の素因の遺伝的決定因子として認識されている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
LEPREL4 抗体 (FR-1) | sc-130442 | 100 µg/ml | $333.00 |