Date published: 2025-10-25

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L-Tyrosine amide (CAS 4985-46-0)

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CAS 番号:
4985-46-0
分子量:
180.2
分子式:
C9H12N2O2
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L‐チロシンアミドは,生化学および有機合成研究において貴重な化合物として役立つ修飾アミノ酸である。アミド結合を切断するプロテアーゼの特異性と機序を理解するために、酵素研究の基質としてしばしば用いられる。ペプチド合成において, L‐チロシンアミドを用いて,ペプチド安定性,溶解性および全体の立体配座に対するアミド基の影響を分析した。研究者らは、この化合物を翻訳後修飾、特に多くのタンパク質の機能と活性に重要なアミド化の研究にも利用している。さらに、L-チロシンアミドは、タンパク質の化学的機能を模倣する部位を導入するためにポリマーに組み込むことができる生体模倣材料の設計に関心がある。この化合物はペプチドの固相合成のための新しい方法の開発にも役割を果たし,種々の条件下でのペプチド結合形成の効率を調べるために使用できる。


L-Tyrosine amide (CAS 4985-46-0) 参考文献

  1. 幼若ホルモン結合タンパク質のアンフォールディングとリフォールディング。  |  Dobryszycki, P., et al. 2004. Biophys J. 86: 1138-48. PMID: 14747348
  2. α-コノトキシンRgIAのα9α10ニコチン性アセチルコリン受容体に対する力価および選択性に重要な残基特性。  |  Huynh, PN., et al. 2020. Biochem Pharmacol. 181: 114124. PMID: 32593612
  3. Gタンパク質に基づくμオピオイド受容体作動薬の構造進化。  |  Wang, H., et al. 2022. Angew Chem Int Ed Engl. 61: e202200269. PMID: 35385593
  4. 酵素的ペプチド合成のためのポリシロキサンゲル上へのキモトリプシンのチオール-エン光固定化。  |  Wang, M., et al. 2018. RSC Adv. 8: 11843-11849. PMID: 35539381
  5. L-チロシル誘導体の硫酸化を触媒するラット肝臓由来酵素の部分精製と性質。  |  Mattock, P. and Jones, JG. 1970. Biochem J. 116: 797-803. PMID: 5441369

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

L-Tyrosine amide, 1 g

sc-286115
1 g
$48.00

L-Tyrosine amide, 5 g

sc-286115A
5 g
$165.00