Date published: 2025-9-10

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L-(+)-Tartaric acid (CAS 87-69-4)

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別名:
(2R,3R)-(+)-Tartaric acid
CAS 番号:
87-69-4
純度:
≥99%
分子量:
150.1
分子式:
C4H6O6
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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クイックリンク

L-(+)-酒石酸は、ブドウ、アンズ、リンゴなどの果実に広く存在する天然のカルボン酸である。その重要性は料理だけにとどまらず、ワインの生産において重要な役割を果たし、独特の酸味と風味に貢献している。歴史を通じて,L‐(+)‐酒石酸は食品および飲料生産に使用されてきたが,その有用性は近年,in vivoおよびin vitro研究の両方を含む多様な科学研究分野に拡大している。科学的研究では,L‐(+)‐酒石酸は様々なin vivo研究で用いられており,そこでは体に対するその効果を調べるために動物モデルに投与されている。さらに、in vitro研究では、細胞培養および実験室技術を利用して、L-(+)-酒石酸が細胞プロセスにどのように影響するかを調査している。L‐(+)‐酒石酸の作用機序は,蛋白質キナーゼやホスファターゼなどのいくつかの酵素との相互作用と活性化に関与すると考えられている。これらの酵素は,細胞増殖,分化およびアポトーシスを含む複数の細胞過程において重要な役割を果たす。


L-(+)-Tartaric acid (CAS 87-69-4) 参考文献

  1. L-(+)-酒石酸をキラル選択剤として用いたHypercarb上の充填カラムSFCによるアミノアルコールのエナンチオマー分離。  |  Gyllenhaal, O. and Karlsson, A. 2002. J Biochem Biophys Methods. 54: 169-85. PMID: 12543497
  2. 膜リサイクル反応器を用いたシス-エポキシコハク酸からのL(+)-酒石酸の連続生産。  |  Willaert, R. and De Vuyst, L. 2006. Appl Microbiol Biotechnol. 71: 155-63. PMID: 16217652
  3. L(+)-酒石酸生産安定株Labrys sp. BK-8の単離。  |  Bao, W., et al. 2015. J Biosci Bioeng. 119: 538-42. PMID: 25468422
  4. テラヘルツ分光法による結晶化過程の解明:l-(+)-酒石酸の非古典的経路。  |  Soltani, A., et al. 2017. Chemistry. 23: 14128-14132. PMID: 28736825
  5. 食品添加物としての l(+)-酒石酸(E 334), 酒石酸ナトリウム(E 335), 酒石酸カリウム(E 336), 酒石酸ナトリウムカリウム(E 337)及び酒石酸カルシウム(E 354)の再評価。  |  , ., et al. 2020. EFSA J. 18: e06030. PMID: 32874248
  6. ラットにおけるL(+)-酒石酸の吸収と生体内変換。  |  Chasseaud, LF., et al. 1977. Experientia. 33: 998-9. PMID: 891842

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

L-(+)-Tartaric acid, 100 g

sc-218622
100 g
$52.00

L-(+)-Tartaric acid, 500 g

sc-218622A
500 g
$121.00

L-(+)-Tartaric acid, 2.5 kg

sc-218622B
2.5 kg
$527.00