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イボテン酸は、強力なGluアゴニストとして作用するグルタミン酸の構造制限アナログである。イボテン酸は、中枢神経系の形態学的・機能学的解析に有用なツールとして様々な研究に利用されている。さらに、カイニン酸(sc-200454)と比較して、線条体シナプトソームおよび膜調製物を用いたin vitro実験では、イボテン酸は他のカイニン結合部位に対する親和性が低い一方で、高親和性グルタミン酸取り込みに対する有意な阻害作用を欠くという違いが示された。さらに、イボテン酸は放射性リガンドの結合を阻害しないことが示された。他の研究では、カイニン酸と比較して、イボテン酸は海馬神経細胞分解においてカイニン酸よりも作用が弱いことが示された。また、イボテン酸は顆粒細胞とCA3/CA4ピラミッドを同程度に分解することが示された。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ibotenic acid, 1 mg | sc-200449 | 1 mg | $118.00 | |||
Ibotenic acid, 5 mg | sc-200449A | 5 mg | $412.00 |