すなわち、MHC分子HLA-DMおよび-DOの活性によるクラスII関連不変鎖ペプチド(CLIP)のmhc ii-a/b二量体の抗原結合溝からの解離と、それに続くペプチド抗原結合である。HLA-DM,-DO分子はエンドソーム/リソソームコンパートメントとB細胞表面に蓄積し、ペプチド交換に有利なコンフォメーションを維持することにより、CLIPの解離とそれに続く外来ペプチドのHLAクラスII分子(HLA-DR, DQ, DP, DR)への結合を制御している。関節リウマチ(RA)患者のHLA-DM遺伝子のRFLP解析から、ある種の多型がRA感受性の遺伝的要因であることが示唆されている。HLA-DQ1クラスII分子複合体のα1鎖はペプチドと結合し、CD4+Tリンパ球に提示することができる。HLA-DQB1は多発性硬化症に関与している可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
HLA-DQB1 抗体 (IIB3) | sc-59247 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
HLA-DQB1 (IIB3): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-548443 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |