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HATUは選択的アシル化のためのペプチドカップリング剤および触媒として有用である。アミド結合形成を含む反応の試薬でもある。高効率カップリング試薬であるHATUは,固相および溶液相ペプチド合成に広く利用されている。比較研究において, HBTUおよびTBTUと比較した場合, HATUは優れた結合収率を示し,より小さなエナンチオマーを生成した。代表的な溶媒はDMFであるが、他の非極性化合物も用いられる。HOAtの存在下でHATUはHOAtを形成し,アミノ酸に対して高い感受性を示す活性化エステルを生成する。副反応によりグアニジン副生成物が生じることがあるが、HOBtの添加はこれを軽減するのに役立つ。興味深いことに、HATUは当初尿素ベースの塩と考えられていたが、X線分析により酸化グアニジニウムの構造であることが明らかになった。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
HATU, 5 g | sc-211580 | 5 g | $52.00 | |||
HATU, 25 g | sc-211580A | 25 g | $190.00 |