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イチジクの木のラテックスからのフィシンは,特に生化学分野において,様々な研究用途に利用されている。酵素活性研究においてパパイヤ由来のパパインとよく比較されるシステインプロテアーゼである。研究者らは、イチジクの木のラテックスから抽出したフィシンを用いて、タンパク質のペプチド結合を切断することから、タンパク質の消化メカニズムを調べている。酵素動態の研究において,イチジクの木ラテックス由来のフィシンは,異なる条件下でのチオールプロテアーゼの活性を理解するためのモデルとして役立つ。さらに、制御されたタンパク質分解が必要な抗体やその他のタンパク質の調製にも用いられる。イチジクの木のラテックス由来のフィシンは、特定のアミノ酸配列に作用するため、プロテオミクス研究におけるタンパク質の構造と機能を探るためのツールにもなる。
注文情報
| 製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ficin, from fig tree latex, 25 g | sc-485221 | 25 g | $224.00 |