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フェノフィブリン酸は、ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体α(PPARα)アゴニストとして機能する。脂質代謝に関与する遺伝子の発現を制御する核内受容体であるPPARαに結合して活性化することにより作用する。活性化されると、PPARαはレチノイドX受容体(RXR)とヘテロ二量体を形成し、標的遺伝子のプロモーター領域にあるPPAR応答エレメント(PPRE)として知られる特定のDNA配列に結合する。この結合は、脂肪酸酸化、リポタンパク質代謝、グルコースホメオスタシスに関与する遺伝子の転写活性化につながる。これらの遺伝子の発現を調節することにより、フェノフィブリン酸は最終的に脂質およびリポタンパク質代謝に影響を及ぼし、血漿脂質レベルの変化につながる。その作用機序には、リポ蛋白リパーゼ、アポリポ蛋白A-I、アポリポ蛋白C-IIIなど、脂質代謝に関与する様々な酵素や輸送蛋白の調節が含まれる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Fenofibric Acid, 10 mg | sc-211501 | 10 mg | $56.00 | |||
Fenofibric Acid, 100 mg | sc-211501A | 100 mg | $122.00 | |||
Fenofibric Acid, 1 g | sc-211501B | 1 g | $133.00 |