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関連項目
細胞傷害性Tリンパ球(CTL)を介する細胞傷害性は、ウイルス感染細胞や形質転換細胞に対する免疫監視における特異的エフェクター機構の重要な構成要素である。この活性には2つのメカニズムがあるようで、ひとつはパーフォリンに基づくプロセスである。それとは別に、FASに基づくメカニズムには、伝達分子FAS(Apo-1とも呼ばれる)とそのリガンド(FAS-L)が関与している。ヒトFASタンパク質は、CD40、神経成長因子レセプター、腫瘍壊死因子レセプターを含むレセプターファミリーに属する細胞表面糖タンパク質である。FAS抗原は広範なリンパ系細胞株に発現しており、そのうちのあるものはFASに対する抗体による処理に反応してアポトーシスを起こす。これらの所見は、標的細胞死がFASとそのリガンドまたはエフェクターとの細胞間相互作用によって媒介される可能性があること、そしてFASがCTL媒介細胞傷害性に決定的に関与している可能性を強く示唆している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
FAS-L 抗体 (4H9) | sc-18897 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
FAS-L 抗体 (4H9) FITC | sc-18897 FITC | 200 µg/ml | $330.00 | |||
FAS-L 抗体 (4H9) PE | sc-18897 PE | 200 µg/ml | $343.00 |