小胞体タンパク質(ERps)は、小胞体に局在し、プロテアーゼ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、チオールジスルフィドオキシダーゼ、ホスホリパーゼとして働く、広く発現しているタンパク質である。ERp5は、PDIA6(protein disulfide isomerase family A, member 6)またはTXNDC7としても知られる440アミノ酸のタンパク質で、2つのチオレドキシンドメインを持ち、プロテインジスルフィドイソメラーゼファミリーに属する。ERp5はメラノソームと小胞体内腔に局在し、様々なタンパク質中のジスルフィド結合の再配列を触媒する。その触媒活性によって、ERp5はMICAを腫瘍細胞に結合させているジスルフィド結合を還元することができ、それによってMICAを遊離させ、腫瘍の拡大速度を抑えることができる。ERp5は代替スプライシングにより複数のアイソフォームが存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
ERp5 抗体 (F-5) | sc-376390 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
ERp5 (F-5): m-IgG2a BP-HRP Bundle | sc-552042 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |