ABT1(activator of basal transcription 1)は、TATA結合タンパク質(TBP)と会合し、クラスIIプロモーターの基底転写活性を増強する核タンパク質である。ABT1はin vitroでHeLa核抽出液中でTBPと会合する。もう一つのタンパク質はERFと呼ばれ、転写因子のEtsファミリーのメンバーである。Etsファミリーのメンバーは、高度に保存されたDNA結合ドメインを共有しているのでグループ化されている。これらの因子は成長因子経路に関与し、増殖と分化の両方を制御する。ERF(Ets-2リプレッサー因子)は、強い転写抑制活性を示し、Ets誘導性形質転換を抑制し、MAPKリン酸化によって制御される、ユビキタスに発現するEtsドメインタンパク質である。ERFの転写はEtsドメインタンパク質によって制御されている可能性がある。さらに、ERF活性の調節は、G1期に入る際に活性化される遺伝子の転写調節に関与している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
ERF 抗体 (33L) | sc-130372 | 100 µg/ml | $333.00 |