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EFP (estrogen-responsive finger protein)は、エストロゲンによって発現量が調節される転写因子である。C3HC4またはRINGフィンガーと呼ばれるZn2+結合ドメインを含むタンパク質ファミリーであるRINGフィンガーファミリーのメンバーとして同定されている。EFPはまた、2つのBボックスドメインとコイルドコイル領域(転写活性化ドメイン)を含んでおり、これらはRINGフィンガーファミリーのサブグループに特徴的である。エストロゲンは様々な組織で標的細胞の成長、分化、機能を制御しているが、エストロゲンによって直接制御される遺伝子はほとんど示されていない。EFPは、EFP遺伝子の下流にあるエストロゲン応答性エレメント(ERE)へのエストロゲン-ER結合がEFP遺伝子の発現をアップレギュレートするというシグナル伝達カスケードにおいて、エストロゲンの活性を仲介しているのではないかと推測されている。EFP遺伝子産物は次に、二次的なエストロゲン応答性遺伝子の転写を活性化すると考えられる。さらなる研究から、EFPプロモーターは複数のエレメントとそれらの相互作用因子によって制御されている可能性が示された。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
EFP 抗体 (2) | sc-135893 | 50 µg/0.5 ml | $316.00 |