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関連項目
FASリガンドによる細胞表面レセプターFASの活性化は、免疫系と組織の恒常性の制御に必要なプロセスであるアポトーシスの開始につながる。FASが介在するアポトーシスには、多様で重複する多くの経路が関与しているようである。Daxxは、Jun N-末端キナーゼ(JNK)の活性化を伴うFAS媒介アポトーシス経路の中心的な構成要素であるようだ。Daxx自身はデスドメインを持たないが、FASのデスドメインに特異的に結合する。Daxxの過剰発現はJNK経路を活性化し、FASが介在するアポトーシスを促進する。Daxxのアポトーシス経路は、デスドメインを含むタンパク質FADDとシステインプロテアーゼFLICEとの相互作用が関与するFASが介在する経路とは異なるが、協調的に作用する。FAS-FADD-FLICE経路とは異なり、Daxx経路はアポトーシス阻害タンパク質Bcl-2に感受性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Daxx 抗体 (6D345) | sc-70952 | 100 µg/ml | $316.00 |