細胞周期の進行は、サイクリンタンパク質とサイクリン依存性キナーゼ(Cdk)のファミリーによって部分的に制御されている。Cdkタンパク質はサイクリンと協調して働き、細胞周期進行の各段階に関与する主要な基質をリン酸化する。もう一つのタンパク質ファミリーであるCdk阻害剤もまた、サイクリン-Cdk複合体に結合してその活性を調節することにより、細胞周期を制御する役割を果たしている。Cdk2-Cdk8、PCTAIRE-1-PCTAIRE-3、PITALRE、PITSLREなど、いくつかのCdkタンパク質が同定されている。Cdk6はサイクリンD1、D2、D3と会合し、細胞周期のG1/S転移に関与することが知られている。Cdk6の阻害剤はp18やp19など複数同定されている。これらの阻害剤は遊離型Cdk6と複合型Cdk6の両方に結合し、サイクリンDに結合したCdk6の活性を阻害する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Cdk6 抗体 (F-7) | sc-390493 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Cdk6 (F-7): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-548623 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |