CapZIP Antibody (3F6) は、ウェスタンブロッティング (WB)、免疫沈降 (IP)、免疫蛍光 (IF)、パラフィン包埋切片を用いた免疫組織化学 (IHCP)、および酵素免疫測定法 (ELISA) により、ヒト由来の CapZIP タンパク質を検出するマウスモノクローナル IgG2a κ軽鎖抗体です。抗CapZIP抗体 (3F6) は非結合型フォーマットでもご利用いただけます。CapZIPは、RCSD1(RCSDドメイン含有タンパク質1)またはMK2S4としても知られており、1つのRCSDドメインの存在により特徴づけられる416アミノ酸タンパク質です。CapZIPは、CapZ-αおよびCapZ-βと相互作用することで、特に細胞ストレス時に、アクチンフィラメントの動態を制御する上で重要な役割を果たしています。CapZ-αおよびCapZ-βは、F-アクチン構造の安定化および再構築に不可欠です。CapZIPのアクチン集合を調節する能力は、細胞の完全性を維持し、運動や分裂を含むさまざまな細胞プロセスを促進するために不可欠です。CapZIPは骨格筋に高発現しており、脾臓、胸腺、心筋には低発現しています。CapZIPをコードする遺伝子はヒト染色体1上に位置しており、この領域は2億6000万の塩基対からなり、3000以上の遺伝子を含んでいます。その多くは家族性大腸腺腫症やパーキンソン病を含む様々な疾患に関連しています。注目すべきことに、染色体1は頭頸部癌や悪性黒色腫などのいくつかの癌に関与していることが示唆されており、細胞機能や疾患メカニズムを理解する上でCapZIPのようなタンパク質を研究することの重要性を強調しています。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CapZIP 抗体 (3F6) | sc-517059 | 100 µg/ml | $316.00 |