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CaM Kinase II (290-309), Calmodulin Antagonist は、CaMKII (Ca2+/calmodulin-dependent protein kinase II) の強力な合成ペプチド阻害剤で、ラット脳50-kDaαサブユニットのcDNA配列に由来する。この阻害ペプチドの使用により,カルモジュリン結合ドメインと阻害ドメイン,そして52 nMのIC50を持つCaMKIIの最初の自己リン酸化部位(Thr286)が解明された。このペプチド産物はCaM(カルモジュリン)と強固に結合し,PDE(ホスホジエステラーゼ)やPP2B(カルシニューリン)のようなカルモジュリンを必要とする酵素を阻害する。STC-1細胞を使ってL型カルシウムチャネルの制御を研究した結果、この阻害ペプチドが細胞全体のカルシウム電流をブロックすることがわかった。さらに、T84細胞を用いた研究では、このペプチドが耳下腺細胞のチャネルに影響を与えることなく、塩化物電流を約70%減少させることが示された。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CaM Kinase II (290-309), Calmodulin Antagonist, 500 µg | sc-201158 | 500 µg | $145.00 |