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終末分化したB細胞である形質細胞の発生と分化は、Blimp-1(Bリンパ球誘導成熟タンパク質、PRDI-BF1とも呼ばれる)によって誘導される。Blimp-1は核に局在する転写抑制因子であり、終末B細胞発生のマスターレギュレーターと考えられている。Blimp-1は単独で終末B細胞分化の引き金に十分である。Blimp-1はシンデカン-1とJ鎖の発現をアップレギュレートし、IFN-b遺伝子の転写を抑制し、HDACと会合してそれをDNAにリクルートし、それによってc-mycを抑制する。Blimp-1は免疫グロブリンを分泌する形質細胞のB細胞分化の後期に発現し、長寿命の骨髄形質細胞にも発現する。Blimp-1の発現は、完全に活性化されたB細胞が形質細胞の段階に進む一方、未熟で部分的に活性化された細胞が排除されるチェックポイントを規定する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
PRDM1/Blimp-1 抗体 (5E7) | sc-130917 | 200 µg/ml | $316.00 |