Date published: 2025-11-6

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Bis(2-mercaptoethyl)sulfone (CAS 145626-87-5)

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別名:
BMS
アプリケーション:
Bis(2-mercaptoethyl)sulfoneはDTTの代替となるジスルフィド還元剤である
CAS 番号:
145626-87-5
純度:
≥96%
分子量:
186.32
分子式:
C4H10O2S3
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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ビス(2-メルカプトエチル)スルホン(BMS)は、対称ビスチオールスルホン化合物である。ビス(2-メルカプトエチル)スルホンは、水溶液中のジスルフィドの還元に有用な化合物として記載されている。また、ビス(2-メルカプトエチル)スルホンは水溶性試薬であり、タンパク質中のネイティブなジスルフィド結合の還元に有用である。DTTよりも優れた還元剤と考えられている。ビス(2-メルカプトエチル)スルホンは、非変性条件下で、免疫グロブリンとトリプシノーゲンのアクセス可能なジスルフィド結合を、pH7でDTTの5~7倍速く還元することが示されている。α-キモトリプシノーゲンAの比較的アクセスしにくいジスルフィド結合は、BMSを用いるとpH7.0でDTTの2.3倍速く還元された。


Bis(2-mercaptoethyl)sulfone (CAS 145626-87-5) 参考文献

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  9. 可逆的ジスルフィド架橋によるDNAナノ構造の安定化  |  Wolfrum, M., et al. 2019. Nanoscale. 11: 14921-14928. PMID: 31360975
  10. カップルを壊す:ジスルフィド還元剤  |  Mthembu, SN., et al. 2020. Chembiochem. 21: 1947-1954. PMID: 32196882
  11. 中性水溶液中におけるジスルフィドの還元剤としてのジチオールの合成と還元電位の比較  |  Lamoureux, G. V., & Whitesides, G. M. 1993. The Journal Of Organic Chemistry. 58(3): 633-641.
  12. セレノール触媒によるペプチドおよびタンパク質中のジスルフィド結合の還元  |  Singh, R. 1996. Techniques in Protein Chemistry. 7: 221-230.
  13. 2′-デオキシリボヌクレオシド-5′-トリホスフェートの分取合成における生体触媒としての組換えLactobacillus leichmanniiリボヌクレオシド三リン酸レダクターゼ  |  Brunella, A., & Ghisalba, O. 2000. Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic. 10(1-3): 215-222.

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

Bis(2-mercaptoethyl)sulfone, 1 g

sc-210935
1 g
$765.00