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カチオン界面活性剤および第四級アンモニウム化合物であるベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド一水和物は,多様な科学研究の試みにおいて広く応用されている。優れた抗菌性と抗ウイルス性が認められ,実験室実験で重要な役割を果たしている。この化合物は、消毒、保存および抗ウイルス活性を含む様々な科学的研究目的に役立つ。食品業界では、微生物の増殖から製品を守り、鮮度を保つために利用されている。同様に,医療分野でも表面や医療機器の消毒に用いられている。さらに、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド一水和物は有望な抗ウイルス特性を示し、インフルエンザやCOVID-19のようなウイルス感染症の治療への潜在的な応用について現在研究中である。抗菌・抗ウイルス作用は、微生物やウイルスの細胞膜を破壊する能力に由来する。負に荷電したリン脂質頭部基との相互作用により,それは膜損傷と細胞内容物漏出を誘導する。さらに、ウイルスの侵入と複製を阻害することで、ウイルスの複製サイクルを阻害する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Benzyldimethylstearylammonium chloride monohydrate, 100 g | sc-239326 | 100 g | $490.00 |