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L-アルギニンは細胞内で一酸化窒素合成酵素(NOS)とアルギナーゼの共通の基質となる。NOSはアルギニンのシトルリンとNOへの酸化を触媒し、中間体としてNω-ヒドロキシ-L-アルギニン(NOHA)が生成される。一方、アルギナーゼはアルギニンの尿素とL-オルニチンへの加水分解を触媒する。BECはラット肝臓アルギナーゼIのKiが0.4-0.6μMの強力な緩徐結合性競合阻害剤であり、ヒトアルギナーゼIIのKiもそれぞれpH7.5および9.5で0.31μMおよび30nMの強力な阻害剤である2。BECは、0.1~1.0 mMの濃度で、in vitroにおけるヒト陰茎海綿体平滑筋のNO依存性弛緩を有意に増強する1。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
BEC, 1 mg | sc-205220 | 1 mg | $58.00 | |||
BEC, 5 mg | sc-205220A | 5 mg | $197.00 |