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1963年にMichael J. Perkinsらによって合成された第四級アンモニウム塩である(3‐フェニルプロピル)トリフェニルホスホニウムブロミドは,様々な科学研究において非常に貴重なツールとなっている。その用途の中では、ミトコンドリアのアンカプラーとして機能し、ミトコンドリア内膜を横切るプロトン勾配を破壊し、酸素消費とATP産生を増加させる。さらに、プロトノフォアとして機能し、生体膜を通過するプロトンの輸送を促進し、膜電位とイオン輸送の研究に適している。さらに、この化合物は蛍光プローブとして作用し、膜電位の変化をリアルタイムで監視することができる。
注文情報
| 製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
(3-Phenylpropyl)triphenylphosphonium bromide, 10 g | sc-266836 | 10 g | $87.00 |