クイックリンク
2‐フェニルメラトニンはMEL‐1A‐R, MEL‐1B‐R, MT3のアンタゴニストであり,受容体サブタイプの異なる発現を有する系において混合アンタゴニスト/アゴニスト活性を示すことが観察された。MEL-1A-R/MEL-1B-R受容体の存在を特徴とするウサギ頭頂皮質組織において、2-フェニルメラトニンは、試験したニューロンのわずか80%においてメラトニン誘発性のニューロン発火阻害に拮抗し、研究者らは混合活性を示唆した。MT3受容体のみを発現するモルモット結腸細胞において,2‐フェニルメラトニンは低 (サブナノモル) 濃度でメラトニン誘導収縮の拮抗作用を示し,高 (ナノモル/マイクロモル) 濃度で収縮性の部分アゴニスト誘導を示す。この系におけるMT3特異的アンタゴニストであるプラゾシン (sc‐204858) と同等のアンタゴニスト (0.01nM) はMT3受容体における2‐フェニルメラトニンの直接相互作用をさらに支持する。トランスフェクトしたヒトMEL1A‐R (メラトニン受容体) を発現するマウス線維芽細胞NIH3T3系において,2‐フェニルメラトニンはメラトニン (sc‐207848) 自身の作用に匹敵する完全なアゴニスト作用を示した。この異なる混合アンタゴニスト/アゴニスト活性は、2-フェニルメラトニンをメラトニン受容体特性の研究において特に有用なツールとする。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
2-Phenylmelatonin, 10 mg | sc-203466 | 10 mg | $240.00 | |||
米国: 米国のみで入手可能 | ||||||
2-Phenylmelatonin, 50 mg | sc-203466A | 50 mg | $575.00 | |||
米国: 米国のみで入手可能 |