Date published: 2025-9-12

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2-O-(p-Nitrophenyl)-α-D-N-acetylneuraminic acid (CAS 26112-88-9)

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CAS 番号:
26112-88-9
分子量:
430.36
分子式:
C17H22N2O11
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2‐O‐(p‐ニトロフェニル)‐α‐D‐N‐アセチルノイラミン酸はシアル酸の誘導体であり,1960年代の合成以来様々な研究に利用されている合成化合物である。その応用は生化学的および生理学的研究に及ぶ。シアル酸含有グリカンとそれに対応する受容体との結合相互作用の研究において重要な分子認識事象を明らかにする役割を果たした。さらに、シアル酸の免疫系への影響を解明し、その免疫調節作用を解明するのに役立っている。さらに,シアル酸代謝に関与する酵素の構造と機能性の研究に貢献し,これらの重要な酵素過程の理解を深めた。


2-O-(p-Nitrophenyl)-α-D-N-acetylneuraminic acid (CAS 26112-88-9) 参考文献

  1. Micromonospora viridifaciensシアリダーゼの変異体は, 天然および非天然の基質に対して非常に多様な活性を示す。  |  Jers, C., et al. 2015. Protein Eng Des Sel. 28: 37-44. PMID: 25573534
  2. 肺炎球菌は応答制御因子CiaRを介してヒト型シアル酸プロファイルを感知する。  |  Hentrich, K., et al. 2016. Cell Host Microbe. 20: 307-317. PMID: 27593514
  3. ヒトノイラミニダーゼ-1の分子構造に関する新たな知見:膜貫通トポロジーと二量体化能。  |  Maurice, P., et al. 2016. Sci Rep. 6: 38363. PMID: 27917893
  4. エステラーゼによるシアル酸の脱アセチル化は, 肺炎球菌のノイラミニダーゼ活性を増強し, ムチンの利用, コロニー形成, 病原性を高める。  |  Kahya, HF., et al. 2017. PLoS Pathog. 13: e1006263. PMID: 28257499
  5. ヒト腸内常在菌の遺伝子発現を制御する工学的制御系。  |  Lim, B., et al. 2017. Cell. 169: 547-558.e15. PMID: 28431252

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

2-O-(p-Nitrophenyl)-α-D-N-acetylneuraminic acid, 1 mg

sc-213882
1 mg
$250.00

2-O-(p-Nitrophenyl)-α-D-N-acetylneuraminic acid, 5 mg

sc-213882A
5 mg
$860.00