Date published: 2025-9-11

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2,6-Bis[(4S)-(−)-isopropyl-2-oxazolin-2-yl]pyridine (CAS 118949-61-4)

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別名:
(S,S)-2,6-Bis(4-isopropyl-2-oxazolin-2-yl)pyridine; (S,S)-2,2′-(2,6-Pyridinediyl)bis(4-isopropyl-2-oxazoline)
CAS 番号:
118949-61-4
分子量:
301.38
分子式:
C17H23N3O2
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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CAS番号118949-61-4で登録されている2,6-ビス[(4S)-(-)-イソプロピル-2-オキサゾリン-2-イル]ピリジンは、不斉触媒反応への応用で合成化学の分野で注目されているキラル配位子である。この化合物は、ピリジン環の2位と6位が(4S)-(-)-イソプロピル-2-オキサゾリン-2-イル基で置換されているのが特徴で、これによりキラリティが付与され、様々な化学反応においてエナンチオ選択性を誘導するリガンドの能力が向上する。この化合物の構造により、遷移金属と安定な錯体を形成することができる。遷移金属は、不斉中心の形成を伴う反応の触媒として極めて重要であり、これによりキラル分子の合成が容易になる。これらの金属-リガンド錯体は、水素化、ヒドロシリル化、炭素-炭素結合形成反応など、立体化学の制御が重要な反応において特に有用である。研究では、2,6-ビス[(4S)-(-)-イソプロピル-2-オキサゾリン-2-イル]ピリジンを用いて、キラル触媒が作用するメカニズムを研究し、より高い選択性と活性を達成できる新しい触媒系を開発する。配位子上の置換基の違いや反応条件の変化が触媒作用の結果にどのように影響するかを理解することで、研究者は光学活性化合物を合成するための、より効率的で選択性の高いプロセスを設計することができ、有機合成や材料科学の分野の進歩に大きく貢献することができる。


2,6-Bis[(4S)-(−)-isopropyl-2-oxazolin-2-yl]pyridine (CAS 118949-61-4) 参考文献

  1. 新規ゼロ価ルテニウムπ-酸性アルケン錯体Ru (η (6)-1,3,5-cyclooctatriene)(η (2)-dimethyl fumarate)2の化学。  |  Mitsudo, TA., et al. 2007. Proc Jpn Acad Ser B Phys Biol Sci. 83: 65-76. PMID: 24019585

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

2,6-Bis[(4S)-(−)-isopropyl-2-oxazolin-2-yl]pyridine, 250 mg

sc-251864
250 mg
$92.00