Date published: 2025-9-7

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1,4-Phenylene-bis-maleimide (CAS 3278-31-7)

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別名:
N,N′-(1,4-Phenylene)dimaleimide
アプリケーション:
1,4-Phenylene-bis-maleimideは、短鎖で、スルフヒドリル基と反応する、ホモ二官能性架橋試薬です
CAS 番号:
3278-31-7
分子量:
268.23
分子式:
C14H8N2O4
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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1,4-フェニレン-ビス-マレイミドは、2分子の1,4-フェニレンジアミンがマレイミド基で結合した有機化合物である。白色の結晶性固体で、融点は119~120℃、沸点は277℃である。水と有機溶媒の両方に溶解し、標準的な条件下で安定性を保つ。ポリマー合成や有機反応の触媒など、さまざまな用途で利用されている。科学研究の分野では、1,4-フェニレン-ビスマレイミドが広く使用されている。その触媒特性は有機反応に寄与し、ポリマーや多様な有機化合物の合成を容易にする。さらに、化学分析における試薬としての役割も果たしている。さらに、細胞イメージングやフローサイトメトリーなどの用途で重要な価値を持つ蛍光色素の生成にも一役買っている。有機反応の触媒として、1,4-フェニレン-ビス-マレイミドはカルボン酸、アルコール、アミンなどの様々な化合物と相互作用し、新しい化学物質の形成につながる。この過程では通常、マレイミド基がプロトン化され、共鳴安定化したカルバニオンが生成する。このカルバニオンが基質との反応に関与し、最終的に目的の生成物が得られる。


1,4-Phenylene-bis-maleimide (CAS 3278-31-7) 参考文献

  1. 14C標識N,N'-(1,4-phenylene)bismaleimideまたはN-ethylmaleimideを用いた筋小胞体Ca2(+)-ATPaseの分子間架橋部位の一次構造の決定。  |  Yamasaki, K., et al. 1990. J Biochem. 108: 918-25. PMID: 2150967

注文情報

製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

1,4-Phenylene-bis-maleimide, 5 g

sc-208795
5 g
$165.00